スマートフォンの月額料金、少しでも安くしたいと思いませんか?近年、大手キャリアよりもお得な料金で利用できる「格安SIM」が大変な人気を集めています。格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、通信品質はそのままに、月額料金を大幅に抑えることができるのが魅力です。乗り換えを検討する際に気になるのが、初期費用としてかかる「事務手数料」ですよね。
実は、この事務手数料が無料になる格安SIMサービスがたくさん登場しています。この記事では、事務手数料が無料になる格安SIMサービスを徹底的に比較し、それぞれの特徴や料金プラン、通信速度などを詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたにぴったりの格安SIMサービスを見つけるためのヒントがきっと見つかるはずです。
事務手数料が無料になる主な格安SIMサービスはこれだ!
現在、多くの格安SIMサービスが事務手数料無料のキャンペーンやプランを提供しています。ここでは、代表的なサービスとその条件を見ていきましょう。
- povo (auサブブランド): 新規契約時の事務手数料が無料です。ただし、1年間に6回線以上契約する場合は、6回線目から手数料が発生する点には注意が必要です。
- LINEMO (ソフトバンクオンライン専用ブランド): 新規契約、MNP転入、ソフトバンク・Y!mobileからの乗り換え、いずれの場合も事務手数料はかかりません。初期費用を抑えたい方には嬉しいポイントです。
- ahamo (ドコモオンライン専用プラン): LINEMOと同様に、新規契約・MNP転入時の事務手数料は無料です。オンライン手続きで手軽に始められます。
- 楽天モバイル: 新規契約時の事務手数料は完全に無料です。楽天ポイントを貯めたい・使いたい方にもおすすめです。
- Y!mobile (ソフトバンクサブブランド): オンラインストアからの申し込み限定で、通常かかる事務手数料が無料になります。ソフトバンクやLINEMOからの乗り換えも無料対象です。
- mineo (MVNO): 提携サイト経由やエントリーパッケージの利用、紹介制度などを活用することで事務手数料が無料になる場合があります。キャンペーン情報をチェックしてみましょう。
- J:COM Mobile: ウェブサイト経由での特定のプラン契約や、他のJ:COMサービスとの同時申し込みで事務手数料が無料になることがあります。
- UQ Mobile (auサブブランド): auやpovoからの乗り換え、またはウェルカムパッケージの利用で事務手数料が実質無料になります。
この他にも、HIS Mobileやy.u mobile、日本通信SIMなども期間限定でキャンペーンを実施している場合がありますので、公式サイトをこまめに確認することをおすすめします。
【徹底比較】事務手数料無料サービスの料金・データ容量・速度
事務手数料が無料になるサービスの中から、どれを選べば良いのでしょうか?ここでは、主要なサービスの料金プラン、データ容量、通信速度などを比較してみましょう。
プロバイダ | プラン名例 | 月額料金 (税込) | データ容量例 | 平均ダウンロード速度 (Mbps) | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|
povo | 基本料0円 + トッピング | 0円~ | 1GB/7日~ | 71.66 | データ使い放題などの短期トッピングが豊富 |
LINEMO | ミニプラン | 990円 | 3GB | 105.28 | LINEギガフリー |
LINEMO | スマホプラン | 2,728円 | 20GB | 105.28 | LINEギガフリー |
ahamo | ahamo | 2,970円 | 30GB | 108.02 | 5分以内通話無料 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 1,078円~ | 無制限 | 160.43 | 楽天ポイントが貯まりやすい |
Y!mobile | シンプル2 S (オンライン申込) | 1,078円~ | 4GB | 105.68 | データ繰り越し、家族割、おうち割 |
mineo | マイピタ (特定条件あり) | 880円~ | 1GB~ | 54.06 | データ繰り越し、パケット放題 Plus、豊富な割引 |
J:COM Mobile | Aプラン ST (ウェブ申込) | 1,078円~ | 1GB~ | 80.91 | データ盛(データ増量)、J:COMサービス利用者特典 |
UQ Mobile | ミニミニプラン (特定条件あり) | 1,078円~ | 4GB | 76.78 | データ繰り越し、節約モード、自宅セット割 |
選び方のポイント
- LINEをよく使う方: LINEMOならLINEの通信量がカウントされない「LINEギガフリー」が魅力です。
- 短い通話をよくする方: ahamoは5分以内の国内通話が何度でも無料です。
- データをたくさん使う方: 楽天モバイルはデータ容量無制限プランが特徴です。
- サポートや割引を重視する方: Y!mobileやUQ Mobileは実店舗でのサポートや家族割、セット割が充実しています。
- 独自のサービスに魅力を感じる方: mineoの「パケット放題 Plus」やJ:COM Mobileの「データ盛」など、ユニークなサービスも検討してみましょう。

事務手数料以外にも費用はかかる?注意点をチェック
事務手数料が無料でも、他に費用が発生する場合があります。契約前に以下の点を確認しておきましょう。
- SIMカード発行手数料: mineoなど一部のサービスでは、事務手数料とは別にSIMカード発行手数料(例: 440円)がかかることがあります。LINEMOなどは無料の場合が多いです。
- 解約金: 現在、多くの格安SIMサービスでは解約金は廃止されていますが、念のため契約内容を確認しましょう。
- MNP転出手数料: 他社へ乗り換える際のMNP転出手数料も、現在はほとんどのサービスで無料になっています。
初期費用をトータルで考えることが大切です。
過去のキャンペーンから見る傾向
これまでにも、多くの格安SIMサービスが事務手数料無料キャンペーンを実施してきました。これらのキャンペーンは、新規顧客の獲得やオンライン申し込みの促進などを目的として行われることが多いようです。期間限定の場合も多いので、乗り換えを検討している方は、常に最新のキャンペーン情報をチェックするようにしましょう。各社の公式サイトや比較サイトなどを活用するのがおすすめです。
ユーザーの声からわかること
実際に事務手数料無料のサービスを利用したユーザーからは、「初期費用が抑えられて気軽に乗り換えられた」という肯定的な意見が多く聞かれます。特にオンラインでの手続きが簡単な点は好評です。
一方で、「無料になる条件が少し分かりにくかった」「SIM発行手数料がかかることを知らなかった」といった声や、通信速度やサポート体制については、利用する環境や個人の期待によって評価が分かれる傾向も見られます。事務手数料の無料は大きなメリットですが、それ以外のサービス内容もしっかり比較検討することが重要です。
まとめ 自分に合った格安SIMを見つけよう
今回は、事務手数料が無料になる格安SIMサービスについて詳しくご紹介しました。povo、LINEMO、ahamo、楽天モバイル、Y!mobile(オンライン申込)、mineo(特定条件あり)、J:COM Mobile(ウェブ申込)、UQ Mobile(特定条件あり)などが、現在お得に契約できるチャンスを提供しています。
- とにかく初期費用を抑えたい方: LINEMO、ahamo、楽天モバイルがおすすめです。
- 通信の安定性や速度、サポートを重視する方: Y!mobileやUQ Mobileのオンライン申込や特定条件での乗り換えを検討しましょう。
- 独自のサービスやキャンペーンに魅力を感じる方: mineoやJ:COM Mobileも選択肢に入れてみてください。

どのサービスを選ぶにしても、事務手数料だけでなく、月額料金、データ容量、通信速度、その他の費用、そしてご自身のスマートフォンの使い方を総合的に考えて、最適なプランを選びましょう。最新のキャンペーン情報も忘れずにチェックして、賢く格安SIMデビューを果たしてくださいね。
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