
毎月のスマホ代、もう少し安くならないかなぁ…。

格安SIMに乗り換えれば月6,000円も節約できる場合があるよ!
毎月のスマホ料金を見て、「高いな…」と感じていませんか?資産形成を進める上で、通信費のような固定費の削減はとても重要です。
この記事を読めば、格安SIMに関する漠然とした不安が解消され、ご自身の使い方にぴったりのサービスを見つけて、賢くスマホ代を節約できるようになります。
今回は、8年以上さまざまな格安SIMを利用してきた筆者が、格安SIMの基本から後悔しない選び方までを、どこよりもわかりやすく解説します。
そもそも格安SIMって何?安さの仕組みを解説
まず、格安SIMがなぜ安いのか、その仕組みから見ていきましょう。

安いってことは、何か裏があるんじゃないの…?品質が悪いとか…。

安心して!安さにはちゃんとした理由があるんだよ。それは、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアの通信設備を「レンタル」してサービスを提供しているからなんだ。
スマホの通信サービスを提供している会社は、大きく分けて2種類あります。
- MNO(大手キャリア) 自前で全国に通信基地局などの設備を持っている会社です。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルがこれにあたります。設備投資に莫大な費用がかかるため、料金は高めになる傾向があります。
- MVNO(格安SIM事業者) MNOから通信回線の一部を借りて、独自のサービスとして提供している会社です。自社で設備を持つ必要がないため、その分コストを抑えられ、私たちに安い料金でサービスを提供できるのです。
つまり、格安SIMは大手キャリアと同じ通信網を使っているため、「安いから繋がりにくい」ということは基本的にありません。設備投資や店舗運営にかかるコストを削減することで、低価格を実現しているのです。
格安SIMのメリット・デメリットを正直に比較
安さが魅力の格安SIMですが、もちろん注意すべき点もあります。乗り換えてから後悔しないように、メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 料金 | 大手キャリアより圧倒的に安い(月平均3,000円以上の差) | 家族割や光回線セット割が使えない場合がある |
| 通信速度 | 日常利用では問題ないことが多い | 利用者が多いお昼休み(12時台)は速度が遅くなりがち |
| サポート | オンラインで手続きが完結して手軽 | 店舗での対面サポートが少ない、または有料 |
| その他 | 契約期間の縛りや解除料がないことが多い | キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が原則使えない |

お昼に速度が遅くなるのは気になるなぁ…。仕事の休憩中にYoutubeを見たりするから…。

そこが格安SIM選びの重要なポイントになるよ。最近はお昼でも速度が落ちにくいタイプの格安SIMも登場しているから、自分の使い方に合わせて選ぶことが大切だよ。
実は選択肢は1つじゃない!あなたに合う格安SIMのタイプは?
「格安SIM」と一括りにされがちですが、実はその中にもいくつかタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。自分に合うのはどのタイプか見てみましょう。
| タイプ | 特徴 | こんな人におすすめ | 代表的なサービス |
|---|---|---|---|
| MNOのオンライン専用プラン | 大手キャリアと同等の通信品質で、料金が安い。サポートはオンラインのみ。 | 通信速度を重視する人、オンライン手続きに抵抗がない人 | ahamo
|
| MNOのサブブランド | 通信品質が安定していて、全国に店舗がある。セット割がお得。 | 速度とサポートのバランスを重視する人、家族で乗り換える人 | UQ mobile, Y!mobile |
| 独立系MVNO | とにかく料金が安い。独自のユニークなサービスがある。 | 料金を最優先する人、通信速度が遅くなる時間帯を許容できる人 | IIJmio, mineo, イオンモバイル |
最近では、大手キャリア自身が提供する「ahamo」「povo」「LINEMO」といったオンライン専用プランが人気です。これらは格安SIM並みの料金でありながら、通信速度は大手キャリアと変わらない安定感があるため、「安さも速さも妥協したくない」という方におすすめです。

格安SIMにも色々なタイプがあることはわかったけど、実際私はどんな格安SIMを選んだらいいのかな…。

色々あってむずかしいよね。でも大丈夫!選び方について詳しく説明していくよ。
後悔しない!格安SIMの選び方3つのステップ
では、具体的にどうやって自分に合った格安SIMを選べば良いのでしょうか。以下の3つのステップで考えていくと、失敗なく選ぶことができます。
ステップ1. 毎月のデータ利用量(ギガ)を把握する
まずは、ご自身が毎月どれくらいデータ通信を使っているかを確認しましょう。スマホの「設定」画面や、現在契約しているキャリアのマイページで確認できます。
- ~3GB(ライトユーザー) 自宅や職場にWi-Fiがあり、外出先ではLINEやネット検索が中心の方。
- 3GB~20GB(ミドルユーザー) 外出先でもSNSや動画をそれなりに楽しむ方。
- 20GB~(ヘビーユーザー) Wi-Fiがない環境で動画視聴やオンラインゲームを長時間利用する方。
多くの方が、必要以上の大容量プランを契約していると言われています。自分の利用量に合ったプランを選ぶことが、節約への第一歩です。
ステップ2. 通話の使い方で選ぶ
次に、電話の使い方を考えます。
- LINE通話がほとんど → かけ放題オプションは不要
- 短い電話をたまにする → 「5分」や「10分」のかけ放題がおすすめ
- 仕事などで長電話をする → 時間無制限の「かけ放題」がおすすめ
最近はLINEなどのアプリで通話する方が多いので、かけ放題が不要なケースも増えています。ご自身の使い方に合わせて、無駄なオプション料金を払い続けていないか見直してみましょう。
ステップ3. サポート体制で選ぶ
最後に、スマホの操作や設定に不安があるかどうかを考えます。
- 自分で調べて解決できる → オンラインサポートのみでOK。料金が安いプランを選べます。
- 困ったときは対面で相談したい → 全国に店舗があるUQ mobileやY!mobile、イオンモバイルなどが安心です。
店舗サポートがあると安心ですが、その分人件費が料金に上乗せされています。オンラインでの手続きに挑戦してみることで、さらに料金を抑えることができますよ。

私はだいたい月10GBくらいで、電話はLINEで済ませちゃってるな。サポートも自分でネットで調べれば大丈夫だよ!

いいね!ここまでくればどんな格安SIMを選べばいいのか見えてくるよ!
【タイプ別】おすすめの人気格安SIM
ここまでの選び方を踏まえて、人気の高いおすすめの格安SIMをいくつかご紹介します。
- 高いサービス品質を求めるなら → mineo (ドコモ/au/ソフトバンク) 格安SIM業界の中でも老舗ブランドです。5GB 1,518円という料金の安さもさることながら、通信回線がau・ドコモ・ソフトバンクの3キャリアに対応していたり、ユニークなパケットサービスが利用できたりと、全体的に高品質なサービスを提供していることが特徴です。
- 自分流にカスタマイズしたいなら → povo2.0 (au) 基本料金0円で、データや通話を「トッピング」する新しいスタイル。使わない月は料金を抑えられるのが最大のメリットです。
- LINEをよく使うなら → LINEMO (ソフトバンク) LINEのトークや通話でデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が特徴。3GB 990円のミニプランは、ライトユーザーに大人気です。
- とにかく安さ最優先なら → 日本通信SIM (ドコモ) 業界最安クラスの料金プランが魅力。合理的シンプル290プランの1GB 290円はかなりの破格です。
- 速度も安さも欲しいなら → ahamo
(ドコモ) 30GBで2,970円(5分かけ放題込み)とシンプル。ドコモの安定した高速通信が魅力です。海外でもそのまま使えるので、海外旅行好きにもおすすめです。 - 店舗サポートで安心したいなら → UQ mobile (au) / Y!mobile (ソフトバンク) 全国の店舗で対面サポートが受けられます。通信速度も安定しており、家族割やセット割を使えば料金も非常にお得になります。

基本料金0円のブランドもあるんだね!

そうだよ!だから自分の使い方によって適切なブランドを選ぶことが大切なんだ。
まとめ
今回は、多くの方が疑問に思う格安SIMの基本をわかりやすく解説しました。
- 格安SIMは大手キャリアの回線を借りているから安い
- メリットは料金の安さ、デメリットはお昼の速度低下や店舗サポートの少なさ
- 最近は「速度が速い格安SIM(ahamoなど)」も登場している
- 選び方のポイントは「データ量」「通話」「サポート」の3つ
スマホ代は毎月必ずかかる固定費です。一度見直すだけで、年間数万円単位の大きな節約に繋がりますよ。難しそうだと感じていた方も、今日のポイントを押さえればきっと自分に合ったサービスが見つかるはずです。 まずは第一歩として、今お使いのスマホのマイページを開いて、先月のデータ利用量を確認することから始めてみませんか?

ずっと大手キャリアで8,000円くらいのプランを契約していたから、格安SIMの10GBプランにすればホントに毎月6,000円くらいの節約になりそうだよ!早速格安SIMに乗り換える準備を進めていくよ!

素晴らしい!毎月6,000円の固定費節約はかなり大きいよ!格安SIMブランド各社の詳細なおすすめポイントはまた別の記事で取り上げていくから、そっちも参考にしてみてね。



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