※本記事は提供元からのプロモーションを含みます。

格安SIMは安そうだけど、お昼に遅くなって困るのは嫌だな。速度で後悔しない選び方はある?

あるよ。格安SIMが一律に遅いわけではないから、平日昼に何をするかと料金の優先順位を分けて考えよう。
格安SIMは、料金を抑えられる一方で、サービスによっては混雑時間帯に通信が変動します。筆者は8年以上さまざまな格安SIMを利用してきましたが、MVNO利用中に平日昼のランチ先でバーコード決済の表示が遅く、困ったことがありました。
結論からいうと、平日昼も通信品質を優先するなら、ahamo・povo2.0・LINEMOなどのオンライン専用プランや、UQ mobile・Y!mobileなどのサブブランド。速度よりも料金の安さを重視するなら、mineoやIIJmioなどのMVNOが候補です。実測データを見ても、オンライン専用プラン・サブブランドは平日昼でも速度が落ちにくく、MVNOは混雑時間帯に速度が落ちやすい傾向があります(詳しくは次章)。利用場所・端末・混雑によって実際の速度は変わるため、最大通信速度だけで決めないことが大切です。
「格安SIMは遅い」と感じやすい理由
格安SIMは大きく、大手キャリアが自社回線をそのまま使わせる「オンライン専用プラン」(ahamo・povo2.0・LINEMOなど)と「サブブランド」(UQ mobile・Y!mobileなど)、回線の一部を借りて運営する「MVNO」(mineo・IIJmioなど)に分かれます。MVNOは料金を抑えやすい反面、多くの人が同時に使う平日12時台などには通信が混みやすい傾向があります。オンライン専用プラン・サブブランドは自社回線の設備をそのまま使えるため、平日昼でも速度が落ちにくいのが特徴です。
実際に、通信速度の実測データを集計している「みんなのネット回線速度(みんそく)」でも、この傾向は数値にはっきり表れています。平日の混雑時間帯にあたる「昼」の平均下り速度を比較すると、次のとおりです。
| 区分 | サービス | 平日昼の平均下り速度 |
|---|---|---|
| サブブランド | Y!mobile | 99.67 Mbps |
| サブブランド | UQ mobile | 93.25 Mbps |
| オンライン専用プラン | povo | 88.37 Mbps |
| オンライン専用プラン | LINEMO | 84.71 Mbps |
| オンライン専用プラン | ahamo | 78.55 Mbps |
| MVNO | mineo | 26.1 Mbps |
| MVNO | IIJmio | 13.42 Mbps |
出典:みんなのネット回線速度(みんそく) キャリア通信速度ランキング
※2026年8月31日時点のデータ
オンライン専用プラン・サブブランドは平日昼でも80〜100Mbps程度を維持しているのに対し、mineo・IIJmioなどのMVNOは13〜26Mbps程度まで落ち込んでおり、混雑の影響を受けやすいことが分かります。とはいえ26Mbpsあれば標準画質の動画視聴程度は困らないため、「昼にどこまで快適さを求めるか」で選択肢を分けるのが現実的です。
「速い・遅い」を一つの数値で断定するより、Web検索、地図、SNS、決済、動画など、昼休みに止まると困る操作を想像して選びましょう。格安SIMの仕組みそのものから確認したい人は、格安SIMの基本と選び方も参考になります。
| 優先したいこと | 向く選択肢 | 注意点 |
|---|---|---|
| 平日昼の通信品質 | オンライン専用プラン(ahamo・povo2.0・LINEMOなど)/サブブランド(UQ mobile・Y!mobileなど) | 月額はMVNOより高くなりやすい |
| 速度よりも料金の安さ | mineo・IIJmioなどのMVNO | 平日昼は速度が落ちやすいので、重要な操作が多い人は慎重に選ぶ |
通信が不安定なときの切り分けや、乗り換え前に知っておきたい注意点は格安SIMのデメリットで整理しています。
速度で後悔しないための3ステップ
1. 平日昼に「止まると困ること」を決める
昼休みに決済、地図、業務連絡、動画視聴をよく使うなら、通信品質の評価が高いサービスを優先します。自宅や職場のWi-Fiが中心で、昼の通信をあまり使わないなら、MVNOの料金メリットを取りやすくなります。契約前には、生活圏と利用する時間帯で公式の対応状況を確認してください。
2. 必要なデータ量を先に決める
小容量なら3GB前後の格安SIM比較 、中容量なら10GBプランの選び方が目安になります。テザリングや動画視聴で大容量が必要なら、50GB以上の比較や無制限プランの比較も確認しましょう。
3. 通話と初期費用も一緒に確認する
月額だけでなく、通話料、かけ放題、事務手数料、解約条件も比較します。通話が多い人はかけ放題プランの比較を先に読むと選びやすくなります。
速度を重視する人向け:オンライン専用プラン・サブブランド(例:ahamo)
平日昼も通信品質を優先したい人には、ahamo・povo2.0・LINEMOなどのオンライン専用プラン、UQ mobile・Y!mobileなどのサブブランドが候補です。ここでは代表としてahamoの詳細を紹介します。ahamoは、平日昼にもスマホを使う人が候補にしやすいドコモ系のオンライン専用プランです。

当ブログの評価では総合A。通信品質・初期費用・通話料がSで、料金はBです。MVNOより月額を抑えることだけを最優先にする人より、通信品質とのバランスを求める人に向きます。
| プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 30GB(40GB) | 2,970円 | 5分以内の国内通話無料込み |
| ahamo大盛り | 110GB(120GB) | 4,950円 | 30GB+大盛りオプション80GB |
※2026/12/1より提供条件改定。詳しくはahamoサイトへ。
初期費用は0円、契約解除料は1,100円、基本通話料は22円/30秒です。詳細な比較はahamoの評判・料金レビューで確認できます。
オンライン専用プランのもう一つの候補:LINEMO
ahamoと同じオンライン専用プランで、ソフトバンク回線を使うのがLINEMOです。使っているキャリアの電波状況や、ソフトバンク経済圏との相性で選び分けられます。

当ブログの評価では総合A-。通信品質はSSでオンライン専用プランの中でもトップクラス、料金はAです。初期費用はCとやや高めなので、通信品質を最優先したい人に向きます。
| プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| LINEMOベストプラン | 3GB | 990円 | |
| LINEMOベストプラン | 10GB | 2,090円 | 3GB超過後、10GBまでの段階制 |
| LINEMOベストプランV | 30GB | 2,970円 | 5分以内の国内通話無料込み |
初期費用は3,850円、契約解除料はベストプランが990円、ベストプランVは1,100円です。基本通話料は22円/30秒、5分かけ放題は550円、無制限かけ放題は1,650円です(ベストプランVは5分かけ放題が無料)。詳細な比較はLINEMOの評判・料金レビューで確認できます。
速度よりも料金の安さを重視する人向け:MVNO(例:mineo)
速度よりも料金の安さや使い方の自由度を重視するなら、mineoやIIJmioなどのMVNOが候補です。ここでは代表としてmineoの詳細を紹介します。mineoは、毎月の容量を選ぶマイピタと、通信速度で選ぶマイそくを持つMVNOです。前章の実測データのとおり平日昼は速度が落ちやすい傾向がありますが、それを許容でき、料金やオプションを重視する人に向きます。

当ブログの評価では総合S。オプションはSS、料金はS、通信品質はAです。15GB以上のマイピタでは、パケット放題 3Mbpsが無料で、上限3Mbpsで使い放題、標準画質のYouTube閲覧に十分な速度です。
| プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| マイピタ | 3GB | 1,298円 | パケット放題1Mbps無料 |
| マイピタ | 7GB | 1,518円 | パケット放題1Mbps無料 |
| マイピタ | 15GB | 1,958円 | パケット放題 3Mbps無料 |
| マイピタ | 30GB | 2,178円 | パケット放題 3Mbps無料 |
| マイピタ | 50GB | 2,948円 | パケット放題 3Mbps無料 |
| マイそく プレミアム | 無制限 | 2,200円 | 最大5Mbps、月〜金12〜13時は最大200kbps |
| マイそく スタンダード | 無制限 | 990円 | 最大1.5Mbps、月〜金12〜13時は最大32kbps |
| マイそく ライト | 無制限 | 660円 | 最大300kbps、月〜金12〜13時は最大32kbps |
| マイそく スーパーライト | 無制限 | 250円 | 最大32kbps、月〜金12〜13時は最大32kbps |
初期費用は3,740円、マイピタはデータ繰り越し可、マイそくは不可です。基本通話料は22円/30秒、mineoでんわ利用時は10円/30秒。10分かけ放題は550円、無制限かけ放題は1,210円です。
少量から中容量を安く選ぶ人向け:IIJmio
IIJmioは、容量の選択肢が多く、料金を抑えやすいMVNOです。mineoと同じく平日昼は速度が落ちやすい傾向があるため(実測で平均13Mbps程度)、速度よりも料金の安さを重視する人、昼に重要な通信を頻繁に行わない人に特に向きます。

当ブログの評価では総合A。料金はSS、通話料はSで、通信品質とサポートはBです。価格と容量の選択肢を重視する人は検討しやすいでしょう。
| プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ギガプラン音声SIM タイプD | 2GB | 850円 | ドコモ回線 |
| ギガプラン音声SIM タイプA | 2GB | 850円 | au回線、eSIMはプロファイル発行手数料220円 |
| ギガプラン音声SIM | 5GB | 950円 | |
| ギガプラン音声SIM | 10GB | 1,400円 | |
| ギガプラン音声SIM | 15GB | 1,600円 | |
| ギガプラン音声SIM | 25GB | 2,000円 | |
| ギガプラン音声SIM | 35GB | 2,400円 | |
| ギガプラン音声SIM | 45GB | 3,300円 | |
| ギガプラン音声SIM | 55GB | 3,900円 |
初期費用はタイプDが3,733円、タイプAの2GBは3,747円です。データ繰り越し可、契約解除料は0円、基本通話料は11円/30秒。5分かけ放題は500円、10分は700円、無制限は1,400円です。
まとめ:速度だけでなく「困る時間」を基準に選ぼう
格安SIMはすべてが遅いわけではありません。実測データを見ても、平日昼の通信品質を重視するならオンライン専用プラン(ahamo・LINEMO・povo2.0など)やサブブランド(UQ mobile・Y!mobileなど)、速度よりも料金の安さを重視するならmineo・IIJmioなどのMVNOというように、使い方で選択肢が変わります。
通信障害への備えとしてpovo2.0を組み合わせるなら、mineoとのデュアルSIMも検討できます。組み合わせの考え方は格安SIMの組み合わせ記事で紹介しています。初期費用も含めて見直したい人は、格安SIMの事務手数料比較も確認してください。







コメント